コロナ禍でこそインフルエンザワクチンは必要です
更新日:2020/11/09
コロナ禍でこそインフルエンザワクチンは必要です
患者でインフルエンザ迅速検査をした医者が新型コロナに罹ってしまったことから、日本医師会は、インフルエンザと新型コロナの区別がつかなければ迅速検査無しで経験的に診断して、熱が下がらなければ新型コロナの検査を発熱外来で受ける手順を勧めています。
日本ではインフルエンザに罹ったら医者で薬をもらうものですが、海外ではインフルエンザにかかってもワクチンを済ませていれば重症化しないので薬は処方されず、よほどでない限り医者にはかかりません。インフルかもしれないけれど迅速検査をせずに様子が見ると言うのであれば、インフルエンザのワクチンを済ませていることが前提条件になります。 今年の冬は皆さんの新型コロナ対策のおかげで感染症全体が減るので、インフルエンザの流行は小規模になることが予想されますが、熱で辛くても今まで通りには医療機関で診てもらえなくなる今年こそ、インフルエンザワクチンが必要になります。